株トレードをはじめ、FX(為替)、225先物取引など様々な投資があり、また様々なトレード手法があります。
大きく分けるとファンダメンタルズ分析・テクニカル分析とありテクニカル分析の中の1つとして「うねり取り」がある思って頂ければと思います。
※ファンダメンタルズ分析は企業の財務状況や業績をもとにして株の売買を行うトレード手法です。
うねり取りは、株価チャート(ロウソク足・移動平均線)をもとに株価のうねり(上昇と下落)を買いと空売りによって利益を得ていきます。
主に以下の内容について紹介致します。
・「うねり取り」はどんな手法なのか
・教材や株の塾に入ったが結果が出せなかったけど諦めたくない
・株式投資が初めてで何から学べばいいのか
・再現性がある手法で一生モノのトレード技術を手に入れたい
結論から言います。
その全ての悩みを解決出来るのがトレード手法「うねり取り」です。
では、うねり取りがどんな手法なのか?となぜ?解決できると言い切れるのか?
私の体験談や周りの人の体験談を基にご紹介していきます。
この記事の目次
うねり取りとは
株価チャートを長期のチャート(1年以上)で見てみると上下に上げ下げしているのが分かるかと思います。
この株価の上げ下げしていることを「うねり」といいます。このうねりには周期があり大体3〜4ヶ月周期で上げ下げを繰り返しています。
この上昇と下落の株価のうねりを分割売買を用いて株価の安値や高値近辺で買いと売りを入れて利益をとる手法を「うねり取り」と言います。
うねり取りの歴史
うねり取りは実は、昔からあるトレード手法になり江戸時代の米相場からある伝統的な取引手法になっています。
歴史を説明した背景としてはトレードの世界では再現性がない一過性のトレード手法がよく生まれます。
または、その道のプロや稼いでいる人にしか出来ない感覚値が入ったトレード。その人には出来るけど再現性がないので初めての人は再現出来ません。
その点うねり取りは江戸時代からあり、初めて取り組む人からプロまでも使っているトレード手法ということになります。
うねり取りで資産を増やした相場師
うねり取りでは表に名前が出てる人だけでも多くの方が大きな資産を築いています。
一部の方をご紹介します。
立花義正(たちばなよしまさ)
1909年(明治42年)生まれの投資家
50歳頃までは上場会社で働く技術者だったが工場の事故で片足を失い株式投資を
本格的にスタート。亡くなった頃には遺産として約5億円あったという。
1銘柄パイオニア株を10年間売買しつづけた。
山崎種二(やまざきたねじ)
1893年12月8日生まれ山崎証券を創業者
米相場において「売りの山種」として有名だった。
林輝太郎(はやしてるたろう)
1926年生まれ本の相場師。商品先物取引で名を上げ、一般投資家教育にも尽力した。酒田罫線法を中心に相場技術に詳しく、その著書は証券会社の講習などにも使われる
相場師朗(あいばしろう)
現役のうねり取りのトレーダーになり現在では投資教育事業にも力を入れている。資産も数百億円を築いている。
相場師朗氏の詳細な説明は以下の紹介記事に書いてあります。
うねり取りデメリット
うねり取りのデメリットとしてはとして長期投資となっていて1銘柄を3ヶ月〜6ヶ月長いと長期に渡ってウォッチしながら株価のうねりを取っていくのでデイトレードやスイングトレードで短期売買で稼ぎたい方には向いていない。
また、資金力が必要というのがデメリットかもしれません。
基本的にうねりに合わせて分割売買で買いや売りを入れていくので100株単位で10万円の株を売買して安値で買いを入れようと思ったら100万円分1,000株ぐらい買えるようにして分割して売買をしていきます。
うねり取りメリット
うねり取りのメリットは株価の変動感覚が身につくことによってエントリーするポイントの技術力が上がり一生物の技術が身につくこと。そして空売りを出来るようになることかなと思います。
また、うねりのタイミングで玉を積み重ねて値幅を取りますので大きく資産を増やすことが可能です。
変動感覚が身につくとは株価のうねる直前から買いと売りを建玉の操作で入れていくので、「株を買ったら下がってしまった」「売ったら上がってしまった」ということがほとんどなくなります。
空売りに関していいますと「塩漬け株」という買った株が値下がりして損切り出来ずにそのまま放置した株のことを言いますが空売り入れていれば、塩漬け株の下がった分プラスになります。日本人の16%程度しか空売りを行っていないのでむしろ空売りを覚えることはチャンスとも言えます。
うねり取りはFXや先物取引でも通用するのか
うねり取りはFXや先物取引含めチャートが存在するものならうねり取りは使うことが可能です。ただし注意しなくてはいけないのがボラティリティが高い時や高い銘柄は取引しないほうがいいです。
うねり取りの取引期間
うねり取りに一番適している期間としてはやはり長期トレードであり3ヶ月〜6ヶ月かけて狙った銘柄のうねりに合わせて仕込んでいくのがおすすめです。
うねり取りでスイングトレード
スイングトレードでうねり取りというのは難しい部分もありますが、、2週間〜1ヶ月ぐらいの期間であれば出来ます。
2週間程度でうねっている銘柄を見つけて反発する前から仕込んでいく。
実際に私自身が行って出来ているので問題なく実践可能です。
うねり取りでデイトレード
デイトレードは難しいです。。私自身もやっていますがデイトレードでうねり取りは難しいのでのちほど紹介する相場師朗氏のショットガン投資法などでしたら可能です。
私もうねり取りをベースにしたショットガン投資法でデイトレードは売買しています。
うねり取り銘柄の探し方
うねり取りの銘柄選びは重要です。1銘柄に固定し3ヶ月〜6ヶ月に渡って長期トレードになるので銘柄選定はしっかりしましょう。
銘柄選定基準
取引量が多い銘柄1日に100万株以上だと尚良い。取引量が多いと板が厚くなるためうねり綺麗に発生しやすい。逆に取引量が少ない銘柄ですと大口や資金がある人が大量に売り買いした場合にそれだけでチャートが大きく動くためうねりが壊れてしまう。
日経225とJPX400採用銘柄や東証1部の銘柄から選定。多くの銘柄を長期チャート(1年ぐらい)で見て3ヶ月〜4ヶ月周期でうねっている銘柄を選定する。
うねり取りのやり方( 画像で説明)
株式投資と聞くとほとんどの方が想像することは、安いところで買って高くなったら売るです。
もしくは、そろそろ上がりそうだから買う。
どちらにせよ、買いのみというのがほとんどの個人投資家です。
株価は上げ下げしながら上昇するか下落するか横ばいになっています。
その上昇、下落、横ばいの上げ・下げ両方取るのがうねり取りです。
イメージしやすいようにチャートを使ってうねり取りのやり方を説明します。
トヨタ自動車の横ばい局面のチャートです。
ほとんどの個人投資家は①で買いエントリー②で手仕舞い。
③で買いエントリー④で手仕舞い⑤で買いエントリー⑥で手仕舞いという方が多いのではないでしょうか。
買いエントリーを3回しているということですね。
※赤○と棒が買い・青○と棒が手仕舞い
では、うねり取りの場合はこちら
1枚目のチャートと同じですので、
・買いエントリーから手仕舞いは①~⑥
・売りエントリーから手仕舞いは⑦~⑫
単純にエントリーしている回数が2倍の6回になっているのが分かると思います。
買いエントリーしか出来ない方はこんなチャートの場合はどうしますか?
眺めているだけですか?トヨタ自動車ですよ。
上がったと思ったら数日で下落、横ばいなって上げると思ったら下落。
エントリーしたら損失を抱えますよね。
うねり取りを習得して空売り、売りエントリーが出来る人は赤○と棒が買い・青○が手仕舞い
でこういった下落局面でも利益を大幅に増やすことが可能です。
下落局面なのか、上昇局面なのか、横ばい局面なのか?
わかるんかーい!!
と、思われた方、
安心してください!ちゃんと説明しますよ!
うねり取りでは、株価チャートの流れが読めるようになる練習方法があるので
下落、上昇、横ばいの局面が読めるようになります。
と、いうように1つ目の買いエントリーのみのチャート画像と2つ目の買いと売りエントリーの
両方をしているチャート画像を見て頂いたらうねり取りというがどんな手法か?
イメージが沸いてきたのではないでしょうか。
3つ目の画像は下落局面のチャート画像、流れが読めないかつ買いエントリーしか
出来なければ当然損失を抱える局面ですね。
うねり取りでは基本的に逆張りでエントリーしていき建玉の操作という技術が必要になってきます。
株価チャートの1年間の半分は上昇で半分は下落
ここで覚えておいて頂きたい重要なことがあります。
大きく分けると株式投資での株価チャートの1年間の半分は上昇で半分は下落です。
ということは、
買いエントリーしか出来ない人に比べて売りエントリーも出来る人は
簡単に言えば2倍以上の利益が出せるということになります。
さらに、
個人投資家の98%が1年間の運用成績はマイナスと言われています。
そのマイナスになっている原因は「株価の暴落」です。
株価の暴落によるマイナスはこんなイメージです。
安い所・値頃感のある銘柄を買いエントリーして数か月間保有して利益も積みあがって
いる所に日経平均が暴落して釣られ保有している銘柄も暴落し数か月間かけて積み上げた
利益を1~2週間程度で失ってしまう。と、こんなことはよくある話ですね。
※1~2週間といったのは上昇に比べると下落や暴落は数か月かけた上昇を
1~2週間で買いエントリーした価格まで下落・暴落してしまうことがあるから
つまり、
買いエントリーしか出来ないということは
・利益を伸ばしずらい
・暴落時に大きな損失を抱える可能性がある
では、うねり取りはどうでしょうか。
・上げ・下げ両方を取るので買いのみに比べ利益は2倍以上
・暴落時も空売りで利益を伸ばすため利益は膨らむ
・暴落時に買いの損失を空売りでヘッジすることにより損失を防ぐ
ここまでの説明でわかるように、
うねり取りの手法を習得することにより利益を伸ばすことだけでなく
暴落時の対策や暴落時にも利益を伸ばせるというメリットがあります。
うねり取りで使うテクニカル指標は?
移動平均線とロウソク足のみです。(下記より○日線と表記)
小難しいMACDとか一目均衡表などは一切使いません。
5日線・20日線・60日線・100日線・300日線とロウソク足しか使いません。
移動平均線とロウソク足の関係性を読み取ってトレードしていきます。
とってもシンプルでわかりやすいです。
私がやり始めるきっかけになった要因の一つですね。
株式投資初心者の方からすると色んな手法が出回っていて、かつ大きく分けると
「ファンダメンタルズ分析(経済情報など)」「テクニカル分析(チャート)」
とありその大枠からさらに細分化されて手法があるので本当になにから始めたら
いいのかがわからないと思います。
(私がそうでした。)
そんな投資業界の中、相場師朗先生は、テクニカル分析の中でも小難しい指標ではなく
「移動平均線」と「ロウソク足」のみというとてもシンプルな指標ですので初心者の
方から経験者までもわかりやすいです。
うねり取りは誰でも習得可能なのか?再現性は?
私自身の話をさせて頂きますと、私は2015年の7月から相場師朗先生の教材で学ばせて頂きました。
それまでの株式投資経験は0です。
始めの3か月間は取引をせずに動画を繰り返し視聴して相場先生の動画の中での言葉を理解して
次にダジャレを言うのがわかるくらいまでになり、4か月後の10月から取引を開始しました。
そこで痛感させられました。
「知っている事と出来ることは違う!」
相場先生がよく動画で仰っていた言葉です。
何回も動画を繰り返し視聴して練習では出来ていたことが、
実際にお金を投資して銘柄を売り・買いしてみると自信を持ってエントリーしたのが
反対方向にいったりして我慢できずに手仕舞いしてしまい、
10月から12月までの3か月間で40万円ほどマイナスになりました。
しかし、10月~12月の3か月間はただただマイナスになってたわけではなく、
知っている事と出来ることは違う!や自信を持ってエントリーしたのに手仕舞いした理由
負けた理由などを、動画を再度見直したりチャートギャラリーでチャートを見返したり
して「知っている事と出来ることことにしていく作業」を日々日々繰り返していました。
そして2016年の1月からは月トータルでいうと負けはなく、
2016年1月の暴落では月利約45%2月の暴落では約40%という驚異的な運用成績をたたきだして
現在もなお安定して利益を出し続けています。
上記の私の体験談から分かるように私のような株式投資未経験者でも6か月後からは
月トータルで負けはなく勝ち続けていることから見ても、再現性は十分にあると言えるでしょう。
※詳細に記載するととても長くなるので簡単に記載させて頂きました。
では、誰でも習得可能なのか?という部分に触れていきます。
なんでもそうだと思いますが素直に愚直に本気で取り組めば誰でも習得可能だと思います。
逆にこんな方にはお勧めできない人は下記のような「楽したい思考」かと思います。
・簡単に儲けたい
・勉強したくない
・上がる・下がる銘柄を教えてほしい
相場師朗先生の株のうねり取りという手法は技術ものですので上記のような思考の方には
向いていないのでおすすめは出来ません。
上記以外の方は誰でも大丈夫だと思いますよ。
なぜなら私みたいな勉強嫌いで面倒くさがりな人間でも利益を出せているからです。(笑)
うねり取りの再現性についてまとめ
うねり取りという手法は、
・株価チャートの上げ下げのうねりを両方取る手法
・再現性があることは私の体験談で証明
・私のような株未経験者でも出来たので初心者大歓迎
・買い・売り両エントリーで買いエントリーに比べ利益は2倍以上
・空売りを覚えれば買いエントリーのヘッジになる
ということで簡単に分かりやすいように相場先生の株のうねり取りの手法と
再現性について体験談にもとづいて説明させて頂きました。
相場先生の教材の記事を書いているほとんどの人がうねり取りを実践していない人なので、未経験者から勝てる投資家にもなって
株塾で学んでいる私からしたら「内容薄っ!」「知っていることと出来ることは違う!」
と思ってしまいます。知識だけ語れるけど勝ってない人って多いですからね。
少し話してみたらすぐにわかりますよね。
ちなみに、
この記事や相場先生が使用しているチャートソフトはチャートギャラリーです。
相場先生のうねり取りを勉強・上達・習得するうえでチャートギャラリーは
必須のチャートソフトとなっています。
始めは無料版でもいいですが、有料版でも30,000円で買い切りですので
いつかは買いましょう。というか有料版じゃないと勝てません。
その理由も記事にしているので気になる方は参考にしてください。